石神井公園 野鳥観察ガイド:2025年最新スポット徹底紹介

東京都練馬区にある石神井公園は、都内でも自然豊かなスポットとして人気です。園内には池や森が広がり、一年を通じて多様な野鳥と出会えます。
本記事では石神井公園で観察できる代表的な野鳥や、シーズンごとの見どころ、観察スポット、アクセスや観察のコツを詳しくご紹介します。初心者にもわかりやすい情報を満載したガイドです。

石神井公園で野鳥観察を楽しむポイント

石神井公園は東京都練馬区に位置する都立公園で、広さは約22.6ヘクタール(東京ドーム約4個分)におよびます。園内には湧水に恵まれた三宝寺池と、ボートで遊べる石神井池という2つの池があり、その周囲は雑木林や草地に囲まれています。
水辺と樹林が組み合わさった環境は都市部にありながら豊かな自然環境を生み出しており、多様な野鳥が棲息しやすい条件が整っています。
園内には整備された遊歩道がめぐらされているため、初心者でも安心して観察できます。石神井公園では東西の池で見られる鳥が異なるため、両方のエリアを巡って探鳥するとより楽しめます。

石神井公園の自然豊かな環境

石神井公園は二つの大きな池と周囲の森林で構成されており、多様な生態系が息づいています。三宝寺池は湧水が作り出した湿地帯で、その周辺には希少な湿生植物群落が残ります。一方、石神井池はボート池として整備され、湖畔にはアシやヨシが茂ります。
遊歩道沿いの雑木林にはコナラやクヌギが多く、野鳥の食糧となるどんぐりが豊富に落ちています。水辺・林・草地がバランスよく配置された石神井公園は、まさに野鳥にとっての楽園といえる環境です。

石神井池と三宝寺池エリアの特徴

石神井池エリアは公園東側に位置し、有料ボート乗り場がある「ボート池」として整備されています。水面にはカルガモやコガモ、オオバンなどの水鳥が浮かび、岸辺にはアオサギやゴイサギが姿を見せます。一方、石神井池南東部のひょうたん池は周囲が低く、カワセミやカイツブリを間近で観察できます。
三宝寺池エリアは公園西側で、鬱蒼とした雑木林と葦原に囲まれています。三宝寺池北西岸の「野鳥誘致林」ではエナガ、コゲラ、アオゲラ、モズなど林鳥がよく見られ、夏にはオオヨシキリの賑やかな鳴き声が響きます。冬季にはタシギやコハクチョウが池に飛来することがあります。

アクセス方法と開園情報

石神井公園へのアクセスは良好で、西武池袋線の石神井公園駅南口から徒歩約7分で到着します。第一・第二駐車場があり、休日は混雑しますが交通系ICカードでの利用が可能です。
公園は年中無休で基本入園無料です(一部施設は有料)。園内にはベンチやトイレが整備されており、ベビーカーや車椅子に対応した舗装路が敷設されています。訪れる際は双眼鏡や図鑑を携行するとより楽しめます。

石神井公園の野鳥観察スポット

石神井公園には主に東側の石神井池エリアと西側の三宝寺池エリアの2つの観察ゾーンがあります。それぞれ特色が異なるため、両方をまわるとより多くの野鳥に出会えます。園内には「野鳥誘致林」や「自然観察園」など特に観察に適したエリアも点在しています。野鳥の出やすいスポットを知り、効率よく巡ることで観察成功率が高まります。

石神井池エリアの観察ポイント

石神井池エリアは公園東側に位置し、有料ボート乗り場がある「ボート池」として整備されています。水面にはカルガモやコガモ、オオバンなどの水鳥が浮かび、岸辺にはアオサギやゴイサギが姿を見せます。一方、石神井池南東部のひょうたん池は周囲が低く、カワセミやカイツブリを間近で観察できます。
三宝寺池エリアは公園西側で、鬱蒼とした雑木林と葦原に囲まれています。三宝寺池北西岸の「野鳥誘致林」ではエナガ、コゲラ、アオゲラ、モズなど林鳥がよく見られます。夏にはオオヨシキリの鳴き声が響き、冬季にはタシギやコハクチョウが飛来することもあります。

園内その他の野鳥スポット

そのほか、開けた広場や遊具の周辺、水飲み場付近などでも野鳥を見つけられます。園内に点在する小さな鴨池やせせらぎには、イソシギやセグロセキレイなど水辺を好む鳥が訪れます。
石神井公園ふるさと文化館前の庭園ではエナガやコゲラの群れが見られ、冬にはジョウビタキやシロハラ、アオジが人に近づいてくることがあります。どのスポットも見晴らし台やベンチが整備されているので、ゆっくり鳥見を楽しめます。

石神井公園で見られる代表的な野鳥

石神井公園の野鳥は環境ごとに特徴があります。ここでは水辺と林・広場でよく見かける代表的な種類をご紹介します。

水辺で見られる野鳥

石神井公園の池や川沿いでは多くの水鳥が見られます。
代表的なものには、カルガモ・マガモ・コガモといったカモ類や、アオサギ・ゴイサギ・コサギなどのサギ類がいます。特に朝夕には、池面に浮かぶオシドリや岸辺を泳ぐカイツブリ、オオバンといった冬鳥の姿も観察されます。水路沿いでは鮮やかな色のカワセミが目を引きます。

  • カルガモ
  • マガモ・コガモ
  • アオサギ
  • ゴイサギ
  • コサギ
  • オオバン
  • カワセミ

林や広場で見られる野鳥

池から少し離れた林や草地では、シジュウカラ、ヒヨドリ、コゲラ、エナガなど日常的によく見かける鳥たちが活動しています。
広場や林縁ではキジバトやホオジロ、ムクドリが見られ、春にはウグイスがさえずり、秋にはツグミやシロハラが落ち葉をつつく光景が広がります。木の枝にはモズが止まり、小群でシメやムクドリが飛び回る姿も観察できます。

  • シジュウカラ
  • ヒヨドリ
  • コゲラ
  • エナガ
  • キジバト
  • ホオジロ
  • ウグイス
  • モズ

季節限定・珍しい野鳥

石神井公園では春から秋にかけて渡り鳥や珍鳥が観察できます。春の渡りの時期にはキビタキ、オオルリ、サンコウチョウなどの夏鳥が園内の林を彩ります。夏季にはコサギ、ダイサギなどのサギ類が繁殖し、水辺が賑わいます。秋にはマガモやコハクチョウなどの冬鳥が飛来し始め、池には冬羽のカモ類が集まります。
また、オオタカやアオバズクなどの猛禽類が目撃されることもあり、珍しい出会いが期待できます。

  • キビタキ
  • オオルリ
  • サンコウチョウ
  • オオヨシキリ
  • オオタカ
  • アオバズク

季節ごとの石神井公園の野鳥

春の野鳥観察

春は渡り鳥のシーズンで、キビタキ、オオルリ、サンコウチョウなどの鮮やかな夏鳥が訪れます。池周辺ではカイツブリが擬態色のヒナを連れ、バンやミソサザイも見られる時期です。林や草地ではウグイスやエナガの繁殖が始まり、野鳥の鳴き声が園内に響き渡ります。

夏・秋の野鳥観察

夏から秋にかけては、夏鳥も次第に姿を消し、オオヨシキリやホオジロといった葦原・草地の鳥が目立ちます。コサギ・ゴイサギは繁殖期を迎え、川辺や池畔で活発に餌を探します。秋には冬鳥の飛来が始まり、マガモ、オナガガモ、ホシハジロなどが石神井池に集まります。また、オオタカやチュウヒといったタカ科の渡りも観察されます。

冬の野鳥観察

冬になると水辺の鳥たちが特に増えます。石神井池にはマガモ・オナガガモ・ヒドリガモ・コガモといった冬羽のカモが集まり、ホシハジロやキンクロハジロも見られます。林ではエナガやヤマガラの混群、シロハラやアカハラといった冬鳥のツグミ類が観察できます。厳寒期にはカケスやツグミの大群がドングリ目当てに集まることもあります。

初心者向け石神井公園での野鳥観察ガイド

野鳥観察に必要な装備

初心者が野鳥観察を始めるには、双眼鏡や野鳥図鑑があると便利です。双眼鏡は8倍程度のものを用意すると観察しやすいです。写真を撮りたい場合は、スマートフォン用の望遠レンズや本格的なカメラを用いると動く鳥の姿を捉えやすくなります。ただし大荷物になると身軽に動けないので、必要最低限の装備で出かけましょう。

ベストな時間帯と観察のコツ

野鳥は早朝に活動が活発になるので、日の出前後の時間帯がねらい目です。静かな園内をゆっくり歩きながら、木の枝先や水面を注意深く観察しましょう。野鳥に気づかれないよう、歩くときは足音を立てず、物音を最小限にするのがコツです。園内ではいくつか観察ポイントがあるので、池や林を順に回ると効率的です。

観察時のマナーと注意事項

観察時は野鳥に過度なストレスを与えないよう配慮しましょう。餌付けは禁止されており、野鳥に近づきすぎる撮影行為も控えましょう。三脚やレジャーシートで場所取りする際には他の来園者と譲り合い、通路をふさがないように注意します。また公園はゴミの持ち帰りがルールです。赤い夕陽を背に陽が沈むまで、石神井公園の自然を静かに見守りましょう。

まとめ

石神井公園は都心近郊ながら豊かな自然に恵まれ、四季折々に多彩な野鳥と出会える都内屈指のバードウォッチングスポットです。
東西の二つの池と周囲の雑木林が変化に富んだ環境を作り、多様な鳥類の生息を可能にしています。
特に春から初夏にかけては渡りの夏鳥、秋から冬にかけては水鳥や冬鳥の姿が園内を彩ります。
アクセス良好で入園無料なので、早朝から日没直前まで季節の鳥たちの観察を楽しめます。ぜひ本記事の内容を参考に石神井公園を訪れ、美しい野鳥の姿を心ゆくまでご堪能ください。

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