2回目となる光徳沼での観察会。
歩き始めは雲が多くエゾハルゼミがおとなしくしていて鳥の声も聞こえてくる。キビタキが愛らしい姿を見せてくれたり、いつも動きまわってゆっくり見られないアカゲラが、枯木の先端で羽繕いをしていたりしてゆっくり観察できる。
やがて陽射しが出てくるとエゾハルゼミが本領を発揮、鳥の声も判別しずらくなるものの陽射しを透かして青々としたミズナラの緑が清々しい。今年はズミの開花が遅れてちょうど花の盛り、ズミの芳香に包まれて初夏の森を満喫する。
牧場の片隅の水の流れにたくさんのカラスアゲハ、ミヤマカラスアゲハが吸水に訪れていて、生きた標本で両種の違いをとことん観察してから光徳沼へ、満開のズミの木の下で昼食をとる。鳥は少なめでしたが新緑のミズナラと満開のズミのなか、カラスアゲハで盛り上がった観察会となりました。