日光野鳥研究会

第127回 観察会 報告

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日時:

2012年6月17日(日)10:00〜14:30

場所:

光徳牧場

参加者:

23名

【光徳牧場】

確認できた鳥: トビ・アカゲラ・コゲラ・キビタキ・エナガ・シジュウカラ・ヒガラ・ゴジュウカラ・ホオジロ・ニュウナイスズメ・ハシボソガラス 計11種
声を聞いた鳥: ホトトギス・キセキレイ・ミソサザイ・ウグイス・アオジ 計5種
確認できた草本: マイヅルソウ・シロバナノヘビイチゴ・ツマトリソウ・ギンリョウソウ・ウマノアシガタ・タチツボスミレ・ミツバツチグリ 計7種
確認できた木本: ズミ・レンゲツツジ・ミズナラ・ハウチワカエデ・ミヤマザクラ 計5種
確認できた蝶: カラスアゲハ(春型)・ミヤマカラスアゲハ(春型)スジグロシロチョウ・モンキチョウ・ヒオドシチョウ・キベリタテハ(越冬)・アカタテハ・ヤマキマダラヒカゲ・コツバメ・ミヤマセセリ・ギンイチモンジセセリ 計11種
その他: シオヤトンボ・アズマヒキガエル(幼生)・ヤマアカガエル(幼生)・カワマス・ドジョウ・エゾハルゼミ

参考:6/17のアメダス(奥日光)のデータ

−写真をクリックすると別ウィンドーに写真が拡大されます−

6月17日(日)

 2回目となる光徳沼での観察会。

 歩き始めは雲が多くエゾハルゼミがおとなしくしていて鳥の声も聞こえてくる。キビタキが愛らしい姿を見せてくれたり、いつも動きまわってゆっくり見られないアカゲラが、枯木の先端で羽繕いをしていたりしてゆっくり観察できる。

 やがて陽射しが出てくるとエゾハルゼミが本領を発揮、鳥の声も判別しずらくなるものの陽射しを透かして青々としたミズナラの緑が清々しい。今年はズミの開花が遅れてちょうど花の盛り、ズミの芳香に包まれて初夏の森を満喫する。

 牧場の片隅の水の流れにたくさんのカラスアゲハ、ミヤマカラスアゲハが吸水に訪れていて、生きた標本で両種の違いをとことん観察してから光徳沼へ、満開のズミの木の下で昼食をとる。鳥は少なめでしたが新緑のミズナラと満開のズミのなか、カラスアゲハで盛り上がった観察会となりました。

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シジュウカラ

アカゲラ

ゴジュウカラ
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ミヤマカラスアゲハ

キベリタテハ

ギンイチモンジセセリ
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ミヤマカラスアゲハとカラスアゲハ

ヤマキマダラヒカゲ

シオヤトンボ


【担当: YR】
【写真: MI、MM、IT、TA、YH、YR】


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