昨年はムジセッカが見られた渡良瀬遊水地、今シーズンはチフチャフが渡来しているというが、年明けから場所が定まっていないらしい。それでも旧谷中村役場跡あたりで目撃した人がいるとのこと。谷中湖は「干し上げ」のため水位が低下し、水鳥も期待できないことから、雷電神社から旧谷中村役場跡あたりを散策することにした。
※干し上げ:貯水位を低下させ、湖底面を空気や日光にさらすことによって、窒素やリンの溶出を抑制することで、植物性プランクトンや放線菌などの微生物を減少させる。
10 時30分にウォッチングタワー奥の駐車場に集合し、雷電神社の方に向かう。シメやアトリなどの冬鳥を観察しながら進み、雷電神社に到着。遠くをチュウヒ、ハイイロチュウヒが飛んでいる。
ここから旧谷中村役場跡に向かいゆっくり歩く。途中オオジュリン、ベニマシコ、シロハラなどが現れ楽しませてくれた。旧谷中村役場跡に到着し、ここで昼食をはさみ、のんびり鳥見をする。
その後鷹見台に移動し、ノスリ、チュウヒなどを観察した後、駐車場に戻り、解散とした。
珍しい鳥は見られなかったが、冬鳥をゆっくり楽しんだ野鳥研らしい観察会となった。
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