日光野鳥研究会

第171回 講演会 報告

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日時:

2016年12月11日(日)10:00〜15:00

場所:

ペンション「トロールの森」・小倉山周辺

参加者:

27名

【小倉山周辺ミニ観察会】

確認できた鳥: アカゲラ・コゲラ・セグロセキレイ・ヒヨドリ・ツグミ・ヒガラ・ヤマガラ・シジュウカラ・ミヤマホオジロ・カケス・ハシボソガラス・ハシブトガラス 12種
声を聞いた鳥: カヤクグリ

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12月11日(日)

「野鳥の鳴き声とその魅力」

 2年振り、5回目を迎える松田道生顧問による講演会。今回のテーマは今年の秋に発売になった松田道生さん録音、編集による『鳴き声ガイド日本の野鳥』の完成に合わせて、松田さんの専門分野である野鳥の声の録音にまつわるお話を「野鳥の鳴き声とその魅力」と題して講演して頂きました。

 松田さんは毎週日曜の朝、文化放送での「朝の小鳥」を始め、様々な媒体で野鳥の音源を提供されていますが、いかにして現在の録音方法に至ったかを、録音機材の変遷とともに録音に対する取り組み方や試行錯誤してたどり着いた録音方法など『鳴き声ガイド』の制作に於いての苦労話などと合わせて語って頂きました。普段、何気なく聞いている鳥の声の意味合いとその定義の難しさなど、改めて考えさせられる思いです。いつも通りの語り口で、楽しい時間を過ごさせて頂きました。

 午後は恒例の小倉山周辺でのミニ観察を行って終了となりました。

 松田顧問ありがとうございました。

松田道生 氏
 1950年、東京生まれ。日本鳥類保護連盟、日本野鳥の会の職員を経て、日本野鳥の会理事。日光野鳥研究会顧問。

 NHKのラジオ番組『夏休み子ども科学電話相談』の回答者をはじめ、放送、出版、講演、フィールドでの指導を通じて野鳥保護活動を行っている。今回の講演のテーマに関わる主なものは、文化放送の番組『朝の小鳥』の収録構成。『日本野鳥大鑑鳴き声420』を共同執筆。野鳥録音の入門書『野鳥を録る』を執筆。最新刊は日本野鳥の会からCD6枚セットの『鳴き声ガイド日本の野鳥』が刊行された。

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【担当: YR】
【写真: YR】


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