植物園駐車場からスタートする。大谷川沿いに歩いて行くとキセキレイの澄んだ声が聞こえ鮮やかな黄色が目に留まる。
憾満ガ淵を過ぎた辺りで日光ではあまり見かけないカワセミが現れざわつく。
芽吹き始めた若葉のなか、コサメビタキがせわしなく飛び回っているが、動きが早くてなかなか双眼鏡にはいらない。コサメビタキは例年よりも多いように感じる。
園内のアカヤシオは終わってしまったけど、ミツバツツジの鮮やかな花が今を盛りと迎えてくれ、ミズバショウ池ではシュレーゲルアオガエルが鳴き、アカガエルのオタマジャクシが見られる。
田母沢川を渡る通御橋(かよいみはし)でカワガラスを探してから戻って高台に向う。
普段は飛び回っていてなかなか見られないサンショウクイが枝に止まってサービスしてくれ、オオルリ、キビタキも現れて何を見ていいか迷ってしまうという贅沢な時間を過ごす。オオルリ、キビタキを見ると日光の季節が始まるという気がしてくる。
芝生の園地で鳥を見ながら昼食、鳥合わせをして解散となる。穏やかな天気に恵まれて素晴らしい観察会となった。
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