日光野鳥研究会

第148回 観察会 報告

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日時:

2014年7月13日(日)8:30〜16:00

場所:

金精峠(群馬県片品村)

参加者:

20名

【金精峠】

確認できた鳥: ホシガラス・メボソムシクイ・オオルリ・ウソ・キジバト・トビ・キセキレイ・ヒガラ・コガラ・キクイタダキ・ウグイス・ビンズイ・ミソサザイ・イワツバメ・アマツバメ・コゲラ 16種
声を聞いた鳥: コマドリ・ルリビタキ・キバシリ・ハシブトガラス・エゾムシクイ・キツツキ類のドラミング 6種
確認できた花(草本): ズダヤクシュ・ゴゼンタチバナ・シロバナノヘビイチゴ・ベニバナイチヤクソウ・サンリンソウ・クワガタソウ・バイケイソウ・ハルカラマツ・カニコウモリ・ヨツバムグラ・コンロンソウギンリョウソウオオバミゾホオズキ・オオヤマフスマ・タニギキョウ・オククルマムグラ
確認できた花(木本): オガラバナ・ツルアジサイ・ハリブキ・カラスシキミ・シラビソの実
昆虫その他: クロヒカゲ・スズメガの仲間・アズマヒキガエルのオタマジャクシ・ニホンジカ・サルオガセ(地衣類)

参考:7/13のアメダス(奥日光)のデータ

−写真をクリックすると別ウィンドーに写真が拡大されます−

7月13日(日)

 今年はなかなか梅雨が明けない。前日は久しぶりに晴れたものの晴天は日曜日まで持たなかった。

 8:30に木彫りの里に集合。この時点でもう雲行きが怪しい。しかし今年も20名もの参加者が集まったのでとにかく出発する。いつも満車の菅沼駐車場は今年から茶屋の駐車場を使用させてもらうことにしたので駐車場所の心配がなくなった。
 駐車場で準備をしていると、ホシガラスがいるという。見ると、2,3羽のホシガラスが上空を行き来したり木に止まったりしている。スコープを使って全員で観察することができたのはラッキーであった。

 10: 15ごろスタートするも小雨が降り始める。雨具を身に着けさらに進むが先日の台風の影響か倒木が多い。とうとう倒木に阻まれいつもの昼食場所まで行くことが困難になったので、手前の樹林の中で昼食(11:45-12:10)。雨は大降りではないが止まないので戻ることにする。コマドリは今年も声だけであったが、他にメボソムシクイ、ルリビタキなど亜高山帯の鳥たちの声を一通り楽しむことができた。

 12:45に駐車場に戻り茶屋で休憩しているうちに雨が上がってきた。せっかくなので白根山登山口周辺を散策する。ここでは虫を採餌中のウソや水たまりが真っ黒に見えるほどウジャウジャいるアズマヒキガエルのオタマジャクシを観察したりした。

 14:45に駐車場を出発し木彫りの里で鳥合わせの後、16時に解散した。天候には恵まれなかったが今年もまたいろいろな出会いがあった。

金精峠の自然

ウソ

ホシガラス

キセキレイ


ベニバナイチヤクソウ


ギンリョウソウ


ゴゼンタチバナ


クワガタソウ


コンロンソウ


カラスシキミ


【担当: AY】
【写真: YT、YR、OY、AY】


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