キスゲ平はこれまでスキー場として利用されてきたが廃止となって、この4月にリフトを撤去した跡に1445段の階段やハイキングコースを整備し、植物観察や関東平野を一望できる「キスゲ平園地」としてリニューアルオープンした。
今回は、その新しい園地をゆっくりと歩き、花や虫・眺望、あわよくば渡り途中の猛禽などを期待した観察会であった。ところが朝の到着時点から既に霧に覆われ怪しい雲行き。Tさんの気象予報でも午後から雨が降るという話だったので、早めに歩きはじめる。
それでも秋の花や蝶、そして野鳥もそれなりに見られ、また途中で晴れ間も見えてきてノビタキも見られて、それなりにいつものように楽しい観察会となった。
登りはゆるやかなスロープを歩いて、1445段の階段のうち、1000段くらいにある展望台まで行ったが、そこは霧の中で眺望は全くきかず。
その後、広場で昼食をとり終わった頃、Tさんの予報のとおり小雨が降り出し、階段を下り、レストハウスの一角を借りて鳥合わせの後、解散となった。