矢板のミツモチ山やしおコースは鳥が多くさえずりが賑やかだ。野鳥研初めてのこのコースは絶好の日和のもとにスタートするはずであった。ところが、スタート地点の大間々台駐車場が予想以上に混雑し、さらにはシロヤシオ見物のハイカーがコース内に大勢入っているという。そこで残念ながらコースを変更することになった。集合場所の県民の森駐車場を起点とする宮川渓谷コースだ。
大間々台偵察隊のOさんの到着を待ち、10: 15に歩き始める。森林事務所の池や周辺の蝶を観察した後、森内の遊歩道に入る。キビタキなどの声は聞こえるが葉が茂っていて姿はなかなか見つけられない。サンコウチョウも声のみであった。途中、アリジゴクにアリを入れて観察したりしながら川沿いの道を歩く。クワガタソウの名の由来となった鍬形の果実を教わったりギンランを見つけたりと植物観察も盛り上がっている。
昼食は河原にて(12:00-13:10)。食後はついにタモ網も登場してヤゴ、川虫の観察。タゴガエルの声も聞こえる。午後は遊歩道を戻り14:05に駐車場着。あずま屋で鳥合わせし、14:45に解散。
鳥はやや少なめであったが、鳥の餌となる生き物をいろいろ学んだ。