日光野鳥研究会

第119回 観察会 報告

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日時:

2011年10月16日 9:00〜15:20

場所:

表日光 稚児ヶ墓

参加者:

13名

【稚児ヶ墓】

確認できた鳥: シジュウカラ、ヒガラ、コガラ、ヤマガラ、エナガ、コゲラ、ハシブトガラス、トビ
声を聞いた鳥: キクイタダキ、ヒヨドリ、カケス、アカゲラ、キバシリ(?)
確認できた草本: シロヨメナリンドウセンブリマムシグサ
確認できた木本: ミネカエデ、ハウチワカエデ
確認できた木の実: ミズナラ、アオハダ、ナツハゼ、ヅミ、マユミ、メギ、ツルウメモドキ
確認できた昆虫: ツチハンミョウ、ミヤマフキバッタ、センチコガネ
確認できた両生類: アヅマヒキガエル、タゴガエル
確認できた哺乳類: ニホンザルの群れ、ニホンジカの雄の鳴き声・ぬた場・糞、熊剥ぎ跡

【木彫の里】

確認できた鳥: アマツバメ、セグロセキレイ

この色の種名をクリックすると写真がご覧いただけます

参考:10/16のアメダス(奥日光)のデータ

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10月16日(日)

 恒例の稚児ヶ墓、今回は13名が参加した。木彫りの里から車に分乗し、滝尾神社まで移動して、スタート。

 朝まで降っていた雨もあがり、まずまずの天気になった。足元を心配しながら登山道をゆっくり登る。途中カラ類の群れが頭上を通る。シジュウカラ、コガラ、ヤマガラ、ヒガラ、いつものメンバーが飛び回っているが、残念ながら冬鳥は姿を見せてくれない。今年は残暑の影響で遅いのだろうか。リンドウやセンブリなどの草花、木の実、紅葉を楽しみながら稚児ヶ墓の手前まで登り、そこで昼食。やたらにニホンザルの声が聞こえていたが、数十頭の群れが通過していった。どうやらこちらを警戒していたようだ。昼食後、来た道を引き返す。木彫りの里に戻って鳥合わせの後、解散となった。

 7月以来久しぶりの観察会、冬鳥は見られなかったものの、皆と一緒に秋を感じられた気持ちの良い一日となった。


ニホンザル ミネカエデ リンドウ

【担当: YH】
【写真: TK、MM、YR、YH】


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