恒例の稚児ヶ墓、今回は13名が参加した。木彫りの里から車に分乗し、滝尾神社まで移動して、スタート。
朝まで降っていた雨もあがり、まずまずの天気になった。足元を心配しながら登山道をゆっくり登る。途中カラ類の群れが頭上を通る。シジュウカラ、コガラ、ヤマガラ、ヒガラ、いつものメンバーが飛び回っているが、残念ながら冬鳥は姿を見せてくれない。今年は残暑の影響で遅いのだろうか。リンドウやセンブリなどの草花、木の実、紅葉を楽しみながら稚児ヶ墓の手前まで登り、そこで昼食。やたらにニホンザルの声が聞こえていたが、数十頭の群れが通過していった。どうやらこちらを警戒していたようだ。昼食後、来た道を引き返す。木彫りの里に戻って鳥合わせの後、解散となった。
7月以来久しぶりの観察会、冬鳥は見られなかったものの、皆と一緒に秋を感じられた気持ちの良い一日となった。