日光野鳥研究会

第102回 観察会 報告

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日時:

2009年11月15日(日) 10:00〜15:00

場所:

奥日光戦場ヶ原

参加者:

12名

【戦場ヶ原 (赤沼〜湯川〜青木橋)】

確認できた鳥: カシラダカ、セグロセキレイ、ジョウビタキ、ツグミ、アトリ、ホオジロ、ヒヨドリ、マヒワ、エナガ、シジュウカラ、ヒガラ、コガラ、ゴジュウカラ、キバシリ、アカゲラ、コゲラ、アオゲラ、トビ、マガモ、ハシブトガラス、ハシボソガラス
声を聞いた鳥: ミソサザイ
主な木の実: カンボク、ヅミ、ケヤマウコギ、(ミヤマ)イボタ
確認できた魚類: カワマス
確認できた哺乳類: テンの糞

【湯の湖】

確認できた鳥: マガモ、キンクロハジロ

【菖蒲が浜】

確認できた鳥: オオバン、カワウ、トビ、セグロセキレイ

この色の種名をクリックすると写真がご覧いただけます

参考:11/15の日光市内の気温と湿度のグラフ
(グラフは日光市内のもので観察地の気温・湿度とは大きく違います)

参考:11/15のアメダス(奥日光)のデータ(gif画像)


−写真をクリックすると別ウィンドーに写真が拡大されます−

11月15日(日)

 早朝、5時起床、日光に向かう電車の中で、日の出を見ましたが, 東武動物公園を過ぎた直後から、周囲の畑が見えないほどの濃霧に心配しましたが、下今市に近づきやっと晴れてほっとしました。
 奥日光に向かういろは坂では イワヒバリが車の前を横切ったと松田さんが確認しました。
  早めに到着して散策した赤沼駐車場裏の農家周辺では、カシラダカ、セグロセキレイ、ジョウビタキが遊んでいました。

 出発直後の道路手前で、ホオジロ、アトリ、ツグミなどが見られ、道路から数十メートルのこの位置が、ガラ類のコガラ、エナガ、シジュウカラとコゲラ、キバシリの当日のメインレストランでした。 ただし、気がついたのは昼食を終えて帰途に就き、午後の日が当り始めた時間帯になってからでしたが・・・

 散策コースでは、小春日和のなか木道に入り、きれいな倒木の苔やテンの糞があり、晩秋の風景の中にカンボクの赤が大変目立ちました。その近くに新しいヤドリギがあり、多分、レンジャク類がカンボクを食べに来てした糞で、ヤドリギが生えたであろうとの事でした。

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 湯川沿いに、青木橋まで修理中の木道を、順調に?進んで、昼食タイムとなりました。

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 今日は皆さん、お出かけ中のようなので、午後は早めに湯ノ湖に移動する事となり、黄金色の戦場ヶ原や秋空に映える男体山や、湯川の清流をカワマスがのんびり泳いでいる中、マガモもやっと顔をみせてくれました。

 帰り道では 神奈川の林間学校の小学生とすれ違い、「こんにちは」を何度も連呼しました。入口付近では、ガラ類、ツグミの群れが柔らかい光の中で飛び回っていました。

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 次に、湯ノ湖に移動しましたが、途中、キンクロハジロの群れを数か所で見ることができました。湖畔には、家鴨のようなマガモがほとんど触れられそうなほどの距離に泳いでいました。

 最後に猛禽を期待して菖蒲ヶ浜のポイントに立ち寄りましたが、オオバンとカワウだけで、今回はおあずけとなりました。これから冬に向かい、鳥たちには厳しい季節です。頑張ってくださいね。

【報告: KN】
【写真: YR、T.Kei、TK】


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