日光野鳥研究会

第99回 観察会 報告

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日時:

2009年6月21日(日) 9:00〜15:00

場所:

奥日光・光徳周辺

参加者:

14名

【光徳周辺】

確認できた鳥: トビ、キセキレイヒガラホオジロ、シジュウカラ、マガモノスリ、キビタキ、ビンズイ、コゲラ、ゴジュウカラ、アマツバメ、キジバト、ニュウナイスズメ、コガラ、ハシブトガラス、ハシボソガラス
声を聞いた鳥: ジュウイチ、ウグイス、エゾムシクイ、クロジ、アオジ、ミソサザイ、オオルリ、ホトトギス、カッコウ、アカゲラ、ウソ センダイムシクイ
確認できた花 木本: ニッコウナツグミ、レンゲツツジキイチゴsp
確認できた花 草本: ベニバナイチヤクソウ、ウマノアシガタ、バイカモ、オオヤマフスマ、クリンソウ(赤、白)、トキワハゼ、ツマトリソウマイヅルソウカラマツソウ、シロバナノヘビイチゴ、アヤメ
確認できた昆虫: エゾハルゼミミヤマカラスアゲハカラスアゲハ、ヤマキマダラヒカゲ、ベニシジミ、ギンイチモンジセセリスジクロシロチョウ
確認できた両生類: アズマヒキガエル(オタマジャクシ、子供)

この色の種名をクリックすると写真がご覧いただけます

参考:6/21の日光市内の気温と湿度のグラフ
(グラフは日光市内のもので観察地の気温・湿度とは大きく違います)

参考:6/21のアメダス(奥日光)のデータ(gif画像)
6/21のアメダス(奥日光)のデータ(PDF)


−写真をクリックすると別ウィンドーに写真が拡大されます−

6月21日(日)

 目を覚まし雨戸を開けると雨。いやな雨と思いながら奥日光の天気は、平野部は雨が降っている時でも晴れる時があり半分期待する。

 定刻集合時間九時より早めの時間に家を出た。木彫りの里駐車場には今日のリーダーTKさんと、Mさん二台の車がすでに着いていた。定刻9時前に一応予定参加者が集合した。

 雨の中今日のリーダーTKさんより、観察会を実行するか、中止するかの検討が提起され。話し合いの結果、雨を覚悟での実施を決め光徳へと向かう。

 途中いろは坂明智平のトンネル先の天気を期待したが、残念ながら小雨。さらに竜頭の滝を過ぎ戦場ケ原に出ても、残念ながらワタスゲのわたの花も雨にけむりしぼんでいた。

 光徳に到着し、雨は小ぶりながら装備雨具着用となった。何時もなら駐車場の近辺でも鳥の姿が観られるのに雨のせいか姿をあらわさない。牧柵沿いに光徳沼に向かう。

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 沼付近では、ホオジロ、ヒガラなど観察できた。

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 そして逆川の水溜りでオタマジャクシの観察。話題はオタマジャクシや蛙、小魚の話になり、(最近ニュースになっている空から小魚が降ってくるという事件は)結論は出ないが、サギ類の吐き戻しではないかとなった。

 雨は降ったり止んだり、逆川沿い牧柵沿いに山のほうに向かい園地内の東屋にて昼食となった。

 昼食は雨も止み、各自ベンチで持参のお弁当をひろげ、野外でのランチを楽しんだ。突然騒がしくなり、キビタキの追跡観察でしばし楽しませてもらう。

 昼食も終わり、学習院山小屋の方に向かう。何やら人だかりがしている。幹に何と小鳥の巣立ったばかりの毛もまだ生え揃わない良く飛べない雛がいたのだ。

 こんなにも近くで見られたのは始めて経験する。さらにすぐ先で落下物発見。

 何と小鳥の巣とタマゴが落ちている、調べてみるとどうやら卵の中身は空だ。頭上を見ると、枝が枯れ折れて落ちたようだ。

 予定は学習院山小屋へ向かうが、キャンプ場の先で小屋へ行く道が進入禁止のチェーンで止められているため、牧柵沿いに周り駐車場に戻る。

鳥合わせは、牧場のソフトクリームを食べ、満足感に浸りながら行った。


【報告: OK】
【写真: AM、YR、TK】


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