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6月15日(日)
久々の観察会。私事であるが、約一年余り双眼鏡を覗く余裕がなかったが
自然の中でリフレッシュをと参加を決意。しかし一つの心配が見事的中。リポート担当を仰せつかってしまう。果たして満足な報告書が作成出来るか?????。
梅雨の中休みの言葉がピッタリのここ数日間、天気の心配をすることもなく今日を迎えられた。いつものフィールドから少し遠出になるので、木彫りの里8:30集合。懐かしい仲間に会えてほっとする。4台に分乗して出発、塩谷町玉生の中心地を左折、緑の風渡る田園風景の中一路今日の観察地「栃木県県民の森」へ。約一時間で到着。宇都宮からの参加者2名が加わり15名での観察会となる。
森林展示館の前でYさんから挨拶を受け、T予報士からは「思ったより雲が多いが、雨にはならないだろう」の心強いお言葉。目の前の池の置石でヤマカガシが日向ぼっこ。あまり気持ちのいいものでは無いと思ったが、イヤイヤ皆さんが平気なのにはビックリ。
ホトトギス、ケラ、サンショウクイなどの声を聞きながら、展示館裏の周回コースに入る。クロツグミがよく囀っているが姿は確認出来ない。昔、この辺が放牧場だったときの名残りで、しばらく土塁が見られた。足元にひっそり咲く小さなギンリョウソウを見つけ、心が和む。
「キイチゴ通り」ではオレンジに色づいた実に舌鼓。暫くすると使用目的・使用実態に首を傾げてしまいそうな小屋あり。何とその小屋の出窓にネズミのミイラ発見!!どこから入ったのか?どの位経過しているのか?疑問符は続く。ホウジロ・キビタキ・オオルリなどの姿を確認しながら森林展示館まで戻る。下向きに花開くかわいらしいサルナシの花も八分咲き。秋には美味しい実をいっぱい付けるんだろうなぁ・・・。途中車道でハシブトガラスの死骸あり。ちょっぴり鳥インフルエンザが頭をよぎり、皆遠巻きにして通り過ぎる。
12時を回るが宮川渓谷歩道へ。宮川のせせらぎに耳を傾けながら20分程歩くと2羽のカワガラスを確認。石の上で休憩中でよく瞬きをし、白い瞼がよく目立つ。クリクリで可愛い。2羽ということは番いだったのだろうか?カワガラスさんには申し訳ないがこの場所を借りて、昼食とする。
13時過ぎ昼食場所を後にして、時折差し込む木漏れ日と森林浴を楽しみながら駐車場に戻り、鳥合わせして13時30分現地解散となった。
皆それぞれ帰り支度をして車に戻ったら、尚仁沢へ行くと言うので希望者はということになる。もちろん全員参加。尚仁沢は名水でも有名である。源湧水地まで行き口に含んで味わう人、手持ちのペットボトルで持ち帰る人、それぞれ堪能して薄暗い森を戻り本日の観察会を終了した。
幹事のYさん、参加者の皆さん!お世話になりました。
【報告: KE】
【写真: AM、IT、YR】
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