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1月19日(土)
今回レポート担当になったことから、新年会開始前から、「まともなレポートができるのか」「20時以降は記憶がないので書けないのでは」と危惧する声が参加者の中からあった。自分でも心配していたが、記憶が空白になることもなく、二日酔いになることもなくレポートをまとめることができた。と前置きはこのぐらいにしておこう。
1月19日(土)夜、ペンション「トロールの森」は19人の元若人の歓声に包まれた。私にとっては久しぶりの顔、顔、顔(何せ、2007年は新年会のみの参加。あわや幽霊会員の私)毎年恒例のIさん調達の生ビールを手にとり、松田さんの「日光野鳥研に参加するのは我が家に帰ったよう」の乾杯の音頭を合図に戦闘開始。
トロールの森の美味しい料理(ニジマスの甘露煮、ヤシオマスの刺身、チキン唐揚げ、ポークソティなど)に舌鼓を打ちながらメタボも気にせず次々とたいらげ、全国ワイン品評会で優勝したというワイン(?)や日本酒、焼酎、ワインなどの一升瓶、五号ビン(アカショウビンという焼酎もあったが!?)などなど各自持参の「銘酒」を次々と空にし、野鳥話、世間話に花が咲いた。
私の代名詞とも言えるオヤジギャグも、私以外から機関銃のように発せられ(特にAさんご主人)最初は皆さん笑っていたが、そのうち面白いのかつまらないのかそれともお酒で思考回路がマヒしてしまったのか時間がたつにつれて口元がひきつっていった。片隅では1955年生まれ同士で盛り上がり、「謎の師弟関係」も成立し、あっという間の1次会終了。
ペンション渡辺オーナーのはからいで今年も場所を音楽室に移動しての二次会。賑やかに話が続く。Sさんのビューティフル写真をパソコンで鑑賞したり、今年の観察計画やら道具の話し、録音議論など話題が尽きなった。職場の懇親会では話が続かず最後は愚痴の言い合いになる場合が多いが、野鳥研の会話はよくこれだけ話が続くなと感心するばかり。愚痴などもちろんない。とはいっても、そこは高齢者予備軍。翌日の観察会に向けて夜1時半にはお開きとなった。
翌朝は、穏やかな冬晴れで、男体山、女峰連山がくっきりと見える。別荘地周辺は積雪がほとんどないが、女峰の山並みも雪化粧が薄いようである。路面が凍っているからかそれとも酒が残っているのかおぼつかない足取りの人も・・。
別荘地周辺の観察会はいきなり、アカウソの出現。ペンションの前のわずか5mほど先に♂♀2羽。一斉にシャッターが切られる。
上空をトビが舞う。上を見るのがつらそうな人がいる。私も同様・・・。しばらく歩くとゴジュウカラ、コゲラ更にキバシリの軽快なフットワークを観察。更に、ハンノキに集まったマヒワ、ヒガラを観察。暖冬の影響か、ネコヤナギが蕾を膨らませていた。
ハシブトガラスが移動しながら鳴く。松田さんによると縄張りに入った我々を監視しているのではとのこと。説得力のある解説に納得。
誰かが「青い鳥が出るといいね」と言ったのが聞こえたのか、東武橋で、ついに橋下にルリビタキ♂を発見。鮮やかなルリ色が印象的だった。このときも多くのレンズが向けられたが、相手の方が俊敏で、上手く被写体を捉えた人はわずか。昨晩のお酒の影響もあったかも。
唐松平では更に、別荘地内を我が物顔で歩いているサルを横目で見ながら、エナガ、ホオジロ、ヤマガラ、カシラダカ、コゲラ、シジュウカラが出現。最後に「チャッ、チャッ」とミソサザイ。間近で楽しませてくれた。
赤い鳥、黄色い鳥、そして青い鳥と鳥果大満足でペンションに戻り、音楽室で鳥合せ、そして恒例の抽選会。昨夜の残渣が抽選の対象。抽選に一喜一憂。
明るい笑顔でそれぞれの思い出を胸に散会。今年も観察会で会いましょう!!私も可能な限り出席します。よろしく!!
【報告: OY】
【写真: OY、IT、ST、YR】
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