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4月24日(日)
彫りの里駐車場で今回の担当のAさんの「私の行いがよいので好いお天気になりました〜」との第一声につづいて観察会の説明があり、そのあと車に分乗して植物園に移動する。
最近野草に興味を持ちはじめたのでフィールドスコープを持つかカメラを持つか散々迷ってカメラを持つことにした。大谷川にそって歩き始めてすぐハルノトラノオを見つけ写真を撮る。
前の方の「ミソサザイ!」とか「コサメビタキ!」とかの声を聞きながらYさんAさんと一番後ろを歩く。小さな花はトキワナズナとAさんに教えられる。
左手のウグイスカグラに群れているシジュウカラの中にヤマガラを見つけるがすぐ奥の木立の中に隠れてしまった。
水芭蕉の池には水芭蕉が咲いていたが写真に撮れるような綺麗なものは無く、エンコウソウやネコノメソウに目が向く。
池の畔に白いコブシに似た花が満開だった。自分にはコブシとタムシバの見分けがわからなかったがKさんがタムシバと教えてくれた。
田母沢川の手前の大きな欅の梢でヒヨドリ、ミソサザイ、メジロを見る。大きな木が多く仰いでばかりなので首が疲れる。
橋を渡ったところでMさんがキセキレイをスコープにいれているのを覗かせていただいてあまりの鮮やかさにデジスコを車に置いてきた事を後悔するが土手にニョイスミレを見つけ写真に撮る。
一番奥の引き返した小高い丘の林の中で2頭の鹿を見つける。2頭とも角が無いので雌の親子連れのようで人馴れしてカメラを向けても悠然と座り続けている。
水芭蕉の池から丘沿いの道をもどる。
名前だけは聞いていたが初めてのウスバサイシンを見つけ写真を撮る。一番最後尾になってしまってあわててみんなの後を追うがネコノメソウの一種を見つけ足が止まってしまった。
稲荷川下流域に戻って昼食をとる。
稲荷川下流域にはカタクリ、ショウジョウバカマが可憐な姿を見せていた。
午後は松田さん、Tさんが朝オオルリを聞いたという沢沿いの林道を歩く。右に見える山の中腹にアカヤシオが鮮やかだ。
10分ほど歩いた右側を流れる沢でサンショウウオの子を採集して見せて貰うが、細身のおたまじゃくしのように見える。
めざすオオルリは移動してしまったのか姿も声もない。
時間になったので引き返そうとしたところへAさんのご主人が朝自宅のガラス窓に激突したカシラダカを届けてくれた。
触ってみるとしっとりとして光沢もありきれいな翼を持っている。
稲荷川下流域ちかくまで戻ったあたりでEご夫妻とばったり出会う。
例によってワン君と三人つれだ。見晴台まで行ってくると別れる。
稲荷川下流域に戻って鳥あわせのあと2時半に解散となる。
【報告: KY】
【写真: KY、MM】
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