−写真をクリックすると別ウィンドーに写真が拡大されます−
9月26日(日)
野鳥研の活動は、毎回とても興味があったのですが、いつも土・日に開催されるため私の仕事とかち合ってしまうことがほとんどで、(わざと仕事のある日にぶつけてきたのではないか、と疑ったくらい!?)今までに1回しか出席できませんでした。今回はくしくも仕事が入っていなかったので、数年分の楽しみを一気にとり返そうという魂胆でいそいそと出席しました。
今回は総会とセットの観察会。午前中に観察会を済ませ、稲荷川下流域でお昼と総会を、という目論見だったのですが、あいにく雨が降っていたため先に総会を済ませ、天気と相談で出発を考える、ということになりました。
キャンプ場の囲炉裏を囲んで、何とか皆席につくことができて、総会が始まりました。事務局長の緻密な資料を基に報告や事業計画を了承、無事総会を終了した頃、雨が小降りになったので、「よし、行こう!」ということになり、クルマに分乗、雲竜渓谷に向かいました。日向砂防ダムの近くから車道を下るコース。狭い歩道より広い道のほうが観察しやすいことを実感しました。特に雨の日は足元が良く快適、きっと9月末の今日の計画は雨を予想していたのでしょう。
鳥はさすがに少なく、何か出てくると皆の目が集まりました。松田さんが珍しいオスのヤマドリのドラミングをききつけ、教えてくれました。鳥オンチの私はヤマドリが羽をたたいてドラミングをするなど想像もしていなかったのでビックリ、これだけでも今日参加した甲斐がありました。でも、その音を是非聞きたかった!葉が茂っているので鳥が見にくく、オオルリを見られたのは一部の人でした。例によって鳥だけでなく植物、昆虫、爬虫類など、なんにでも興味を示すメンバーのこと、花が咲いていれば取り囲んで名前を調べ、ヘビの死体があればあれやこれや死因を想像し、カエルが出てくればつかんでみるといった具合。単なるバードウォッチングではない本当の自然観察会は、あっという間に終わりました。
松田さんの「日光野鳥研は、鳥だけでなく植物、動物など幅広い興味を持っている人がとても多い」という言葉が印象的でした。
観察会終了後、再び稲荷川下流域に戻ると、会長とSさんが昼食の準備をして待っていてくれました。いよいよ待ちに待ったお昼です。
「昼食は会長の方で用意しています。」ということだったのですが、始まってみると、その豊かな食事内容にはビックリ!Sさんやそのほかの方々からの持ち寄りもあり、メインの具だくさんのけんちんうどんやきのこご飯のほか、ちたけ、やきいも、みょうが、漬物、栗の渋皮煮・・・他にもあったけど思い出せないなァー。山の幸豊かな栃木に住む喜びがみなの顔にあふれていました。
【報告: MN】
【写真: IT】
|