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12月22日(日)
予定事刻9:00集合。天候が危ぶまれた、というのは山沿い大雪の予報もあり、道が大丈夫かたどりつけるかの懸念あり。しかしながら案ずるにおよばず、前夜は雨で道の凍結なし、無事全員集合。
まずは本日の講師有村さんの作品見る。トラツグミ、タシギ、ウグイス、コチドリ、ホオジロ、細かい造作に圧倒。鳥を乗せる台座、くわえた虫、木の葉も作ると、ためいき。
松田さんより歴史的説明あり。バードカービングを日本にもたらしたのは他ならぬ松田さんであった、20年前のこと、松田さんご自身のその時分の作品ミコアイサの披露あり、当時頭の後ろの形わからないこと感じたと。
その後有村さんより作り方説明、いよいよ本番。つくるはかわせみ。
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カワセミ |
まずは、頭の形から入る。不要の部分をざっくり切り取る。有村さんから切り出しナイフの使い方から指導うける。中心線を常に書きつづけることの注意あり。最初はわいわいの雰囲気が次第に夢中。言葉少なに集中。くちばし部分を転写した後次はいよいよ頭を丸くつくる。有村さんがあちこちで手助け。頭が大体できてきたところで体部分にも着手。モデルの奪い合い。モデルがないと、作り方解らない。3次元では鳥も理解できていない。
指けが人もちらほら。
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有村さんの親切な指導 |
最初の形、材料はジェルトン |
モデルの奪い合い続く、左がモデル |
材料はジェルトンという南方材。木目が殆ど無く柔らかいがもろくない バンドソーで概略形が削ってあったことが大きい。有村さんの準備に頭が下がる。
食事もそこそこに昼から完成にむけて取り掛かるも、午前にもましてモデルを奪い合いもくもくと削りつづける。 会場の借用時間の約束あり3時で終了。取り急ぎ目玉の入れ方、くちばしの削り方指導受けて、自宅作業となった着色の説明受ける、ポイントはクリアラッカー2−3度の下塗り。普通のバードカービング教室ならば2ヶ月かかるところを1日。良くやれているとの松田さんの声。色付けは自宅持ち帰り、完成までにはまだ大分手がいるもののバードカービングてこんなもの、という感じつかめた。
とり見ることなくひたすら机の上のまだ見えぬ木の鳥と格闘した1日。 でも昼休みのつかの間の散歩では前の木立でカラの群れ。鳥に包まれた木の鳥の日でした。
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筆者の削り終わり状態 |
自宅で色付け中の状態 |
【報告: TK】
【写真: TK、ST】
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